Posted by 高田 in 未分類
大学卒業を間近に控えたときのことです。
ゼミの先生がゼミ生を自宅に招待して下さいました。
大学教授じゃなかったら料理人になりたかったという先生ですので
世界各国の料理を作り、ふるまっていただきました。
わたしたちもワインを手土産に持っていきプレゼントしましたが、
先生から「私からも皆さんにプレゼントを用意してあります」と言われてびっくり。
なんだろう?と思っていると、それは先生が各1人1人のことを考えながら
選んで購入してくださった本でした。
「あなたは国家公務員となると聞いたのでこの本を。
あなたは地元で・・・」というように私たちの将来のことを考えた上で
役に立ちそうな本ということでそれぞれ選んでくださったようで感動しました。
自分の好きな本を紹介する、ということは難しくないかもしれませんが
相手のことを考え役にたつようにと本を贈るのはなかなか難しいと思います。
まず、たくさんの本を読んでいなくてはならず、なおかつその本を読み込んでいる
必要があると思うからです。
最近、本を読んでいないと感じる日々ですので先生からいただいた時のことを思い出して、
自分も自信をもって本をプレゼントできるようにもっと読書しようと思いました。
ちなみにわたしがいただいた本は「イワンのばか」(トルストイ民話集)
題名ぐらいは聞いたことがある人、多いと思います。
読み返しつつ、先生はどういう意図を持って私にこの本を選んでくださったのかも
あらためて考えています。

