Posted by 山口 in 未分類

そろそろ暑くなってきました。それにつけて、我が家の玄関前にこの一週間で3回、望まれない訪問者が来ました。夏になるとやって来る、黒くて薄っぺらくてカサコソ動くアイツです。スプレーで退治をするのですが、彼らの本能からかわかりませんが、スプレー直後はスプレーの方向に突進をしてきます。その時私は彼らが苦手なこともあり、全身の毛が逆立つような恐怖を覚えながら必死でスプレーをします。
このような全身の毛が逆立つような間隔の時は、交感神経が働いています。交感神経は「闘争と逃走」と言われるような事態の時に働きます。実際に交感神経が働く際は毛根の筋肉が収縮し毛が逆立つ状態になっています。これは一般に全身に毛が生えている哺乳類にとっては自分自身の体を本来よりも大きく見せる効果があるのです。つまり機構としてはプリミティブな反応といえます。人間にとっては毛が逆立つ反応をしても効果はないので無駄なのですが、「なごり」として残っています。
しかし、人間は意志を持つことで、プリミティブな感情を乗り越えることができます。最近巷で話題に出る「人間は合理的な考えが苦手」と、言うものもプリミティブな部分では合理的な考えができない、ということであって人間自体が合理的に考えることが出来ないというわけではありません。実際にそのような考えを持ってしまうということを念頭に置きながら、さらにそれを乗り越えて判断をするということが必要です。徒に恐れず、感情に流されず、その瞬間瞬間で最適な判断をすることが必要です。
